MOD開発に最低限必要な知識について簡単に説明します。今後、気になった時にしっかりと調べてみてください。
目次
MODとは
「修正」「変更」といった意味を持つ「Modification」の略語です。ユーザーが作成してゲームに変更を与えるもので、MinecraftではEULAなどに記載されている条件を満たせば作成・頒布が可能です。
Minecraft Forgeとは
MinecraftのMODで、他のMODの作成や使用を支援するものです。Forgeを前提とすることにより、競合などの危険を避け、より容易にMODを作成できるようになります。また、「鉱石辞書」などのForgeの機能を利用すると、他のMODとの連携なども気軽に行えるようになります。
Javaとは
プログラミング言語の一種で、オブジェクト指向やマルチプラットフォームなどの特長を持っています。MinecraftやForgeがJavaで開発されているため、MODも基本的にJavaで開発することになります。MODの開発を円滑に進めるためには、Javaの基礎知識が必要となります。Javaによるプログラミングを行ったことがない方は、少なくとも文法は身に付けた上でそれぞれの解説をご覧になることをおすすめします。
JDKとは
Java SE Development Kitの略で、Javaで開発をするために必要ないくつかのソフトウェアをまとめたものです。Javaを開発しているOracle社から無償で配布されています。
IDEとは
「統合開発環境」という意味の「Integrated Development Environment」の略語です。コーディングやコンパイル、デバッグなどの作業を行うための機能をまとめたものです。
IntelliJ IDEAとは
IntelliJ IDEAはJavaに対応したIDEです。JetBrains社が開発しており、Community版は無料で使用できます。Eclipseなどの他のIDEを使っても問題ありませんが、この開発講座ではIntelliJ IDEAの導入方法を解説します。使ったことがない方は、ショートカットなどを調べておいてください。
Gradleとは
Gradleはビルド自動化システムです。Forgeへの依存を反映してMODをビルドするために利用します。Forgeの開発環境を構築する際に自動で設定が行われるため、しばらくは触れる必要がないでしょう。
JSONとは
JSONはデータ交換フォーマットです。MOD開発ではリソース関連で使います。複雑なものではありませんが、必要になった時に記法を調べておくと良いでしょう。